日本 統合幕僚監部 ロシア軍機の日本領海接近が増大

日本の防衛省統合幕僚監部は昨年4月から12月(平成29年度3四半期)までの期間における日本海における緊急発進の実施状況を発表し、ロシアの偵察機の出現回数が増えていることを指摘した。
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スプートニクが入手した統合幕僚監部の資料によれば、この期間、ロシアの偵察機の接近に対して実施された緊急発進は328回。これは昨年度同時期比で97回多い。

統合幕僚監部の統計では今年度3四半期の328回という緊急発進回数は昨年度通年を通した301回より多い。

また中国機の中では戦闘機が、 ロシア機の中では情報収集機が特に多く飛来した。

本年度3四半期に行われた緊急発進回数を各国の割合別に見た場合、中国機に対する緊急発進が54%と最も多く、次いでロシア機に対して実施されたのが41%。この2国を除く他の諸国を対象とした緊急発進はわずか1%となっている。

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