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シラー氏はバブルを解明した本『投機バブル・根拠なき熱狂』の著者としてで世界的に有名。
シラー氏はビットコインは実質価格を持っておらず、価格に対する社会全体の総意もまだないと指摘し、「金のような他の資本は投資目的でとらえなくとも、それに価格があることはみんなが知っている」と語っている。
シラー氏は現状況を「オランダで1640年代に起きた『チューリップ・バブル』を想起させる。我々は未だにチューリップに対価を支払っているし、時には多すぎるほど払っている。ビットコインは暴落する可能性がある。そしてみんながその存在を忘れるだろう。これはかなりありうる帰結だ。だがその瞬間まで長い時間が流れるかもしれない。百年ということもありうる」との見方を示した。
「チューリップ・バブル」とは1636年から1637年、オランダが経験したチューリップの球根の価格の急高騰。これが引き金となり、経済危機が起きた。の引き金となった。