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事件が起きたのは22日夜、クルド人らがターミナル内で突然、シリアにおけるトルコの軍事行動に抗議し始めた。
地元のハノーファーシェ・アルゲマイネ紙の報道によれば、クルド人らはトルコのエルドアン大統領を大声で名指しで非難しはじめ、これにイスタンブール行きの旅客機を待っていたトルコ人らが反応し、クルド人らに襲いかかった。
現在のところの情報では、事件当時、現場にはおよそ180人がいた。駆け付けた警察は殴り合いを行う20人余りに対して唐辛子スプレーを噴射し、事態の収拾を行った。乗客の乗るはずだった17時30分発のイスタンブール行きはこの事件で30分以上遅れた。
トルコは1月20日、シリアのアフリーン市のクルド人武装組織に対する軍事作戦「オリーブの枝」を開始。トルコの軍事作戦をシリアの武装組織「シリア自由軍」が支援したことから、シリア政権はこれをトルコの侵攻であり、テロリストらを支援したとして非難した。
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