スプートニク日本
実験ではクルーズから戻ってきたばかりの317人と、半年前にクルーズ旅に行った295人を対象に調査が行われた。調査は、人生の満足度や感情的な状態を含む個人的な幸福の水準を評価することが目的。参加者の年齢層は様々で、朝鮮半島からカリブ諸島までクルーズでの行き先は異なっている。
明らかになったところ、クルーズで得られた多方面的な経験は、目的地が1箇所だけの旅より一層、上記の3つの利点を促進する。そして効果は帰宅後、最大6ヶ月まで保たれる。クルーズから得られる短期的な幸せは、感情的な経験と新たな人々との出会いにより得られる。そして長期的には、感情的な経験が効力を失ってからも、様々な場所を訪れたことによる思考的経験により幸せが得られる。