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モスクワでは14時(日本時間20時)に中心部の凱旋広場とプーシキン広場で無許可のデモが始まった。デモを主催したのは、ロシアの野党指導者アレクセイ・ナバリヌイ氏。同氏は2018年ロシア大統領選挙への立候補申請が却下された。なお報道によると、ナバリヌイ氏はデモ中に拘束された。
警察はデモの参加者に「敬愛なる市民の皆さん、皆さんのデモは行政当局の許可を得ていません。解散してください」と呼びかけている。
広場の周辺には数十人の警官と警察車両が待機しているが、今のところ現場の状況は穏やかだという。
なおモスクワの他、ロシアの数十の都市で同様の無許可および許可を得た抗議デモが行われた。ロシア連邦大統領付属市民社会発展・人権評議会はホームページで抗議デモの参加者数を発表している。モスクワとペテルブルクを除いて最も参加者が多かったのはエカテリンブルク(約1000人)、ノボシビルスク(約600人)、ニジニ・ノブゴロド(約550人)だった。一番少なかったのはペトロパブロフスク・カムチャツキーで、抗議デモの参加者は1人だった。
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