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人工衛星からの情報を使って移動した距離を追跡できるStravaは昨年11月、数百万のデバイスから得られるその所有者の動きに関する情報を含む地図を公開した。
ネット上では、アフガニスタンやシリアなどの戦闘地域における異常な活動が注目された。ユーザーらは居住区やその他の場所から遠く離れたところで、軍の偵察隊が移動していると思われる循環ルートを発見した。
ツイッターを利用しているNathan Ruserさんは「Stravaはグローバルマップを公開した…見た目は美しいが、作戦の機密性の保持にとっては問題だ。米国の基地は簡単に確認できる」と指摘している。
またMr Ghostlyさんによると「米国の空軍基地は、シリア民主軍の対ダーイシュ(IS、イスラム国)作戦を支援するためにシリアのコバニから南に35キロのサビト村の近くに2016年に設置された」という。
Tobias Schneiderさんは「ほらモスル周辺の前哨部隊だよ(あるいは自分の家の周りを走っている地元の人たち)」と皮肉を込めて指摘している。
ユーザーたちは、地図上では米国の基地が一番よく分かると指摘している。またシリアでのロシア軍やトルコ軍の兵士とみられる活動にも注目している。
米国防総省の代表者は通信社スプートニクに、米国の軍事当局が状況を調査していると伝えた。