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ロシア空軍のパイロットたちは、降雪時、雲が低く垂れ込めている状態、また視界不良の際の離着陸スキルを訓練した。
訓練に参加したのは迎撃機MiG-31と爆撃機Su-24。様々な高度、速度、過負荷での高等な飛行術形態も実行された。
訓練は、パイロットのための統一された訓練方法の作成や、必要とされるトレーニング状態のレベルの維持を目的としている。
MiG-31は、2人乗りの超音速迎撃戦闘機。ソ連時代の1980年代に軍に導入され、ソ連初の第4世代戦闘機となった。その後は近代化が繰り返され、現在はロシア、カザフスタン、北朝鮮の各空軍で使用されている。
Su-24は、可変翼方式を採用した戦術爆撃機で、MiG-31とほぼ同時期の1980年代に軍に導入された。Su-24は、シリアでのロシア航空宇宙軍による対「ダーイシュ(IS、イスラム国)」作戦で積極的に使用された。なお2015年にロシアのSu-24爆撃機1機がトルコのF-16戦闘機によって撃墜され、パイロット1人が死亡した。これによりロシアトルコの関係が悪化した。