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信頼が損なわれた理由はマスク氏の果たさなかった約束にある。マスク氏は2016年までに「テスラ」車は国を横断してでも持ち主のもとに自律的に走行する」といっていた。ところが2016年、テスラはモービルアイのシステム「オートパイロット」用の機械の製造作業を、モービルアイ幹部が、テスラの試みは「安全なオートパイロットの使用枠を出る」ものという発言したことを理由に打ち切っていた。
2017年、マスク氏は年末までには全米を横断しての自律走行が可能と話していたが、ヴォズニャク氏はこの点を指して信頼を失ったと述べた。そうした一方でヴォズニャク氏はこれだからといってテスラへの愛が消えたわけではないと語っている。
ビジネスインサイダーによれば、ヴォズニャク氏はテスラを長距離の旅行に限って使用しており、日常の移動には電気自動車「シボレー・ボルト」を使っている。