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米国の監視グループは報告書の213ページで「北朝鮮は国際的な石油供給網、共犯の外国人、オフショア企業の登記簿、国際銀行システムを利用して最新の制裁を破っている」と指摘した。
報告書には、北朝鮮が産地を中国やロシアに書き換えた偽造文書を用いてロシア、中国、マレーシア、ベトナムの港に石炭を輸出していると書かれている。密輸は23度確認されたという。
報告書にはまた、北朝鮮が2012年から2017年にかけてシリアの化学兵器開発を支援し、未報告の貨物をシリアの学術研究開発センターに運んだと主張されている。シリア政府はこれに対し、同国には北朝鮮の専門家が滞在しているが、スポーツに関係した活動のみに携わっていると指摘した。