日本、ウラジオストクに「スマート信号機」システム提案へ

日本は領土問題交渉進展に向け、ロシア極東ウラジオストクのインフラ整備での協力をロシア側に提案する方針。ロシアのマスコミが報じた。
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日本は南クリル諸島4島の領有権を主張しているが、近年は前例のない経済協力の拡大に踏み切り、これが領土問題やロシアとの平和条約締結問題の解決に役立つことに期待している。

日本人が、ウラジオストクを日本文化の要素を持つ夢の町へと変えるお手伝いをする
報道によると、日本政府は5月に予定されている安倍首相のロシア訪問を前に、ウラジオストクに関する提案を準備した。

これは交通量に応じて信号を調節する「スマート信号機」の設置に関するもの。また日本は掘削せずに下水道管を修理する技術や、廃棄物の再利用技術を導入したり、観光施設及びウラジオストクの鉄道駅周辺のインフラ近代化を促進するという。

報道によると、日本の国際協力銀行(JBIC)などがプロジェクトに融資する。日本政府は、ウラジオストク開発が同地での日本のビジネスマンの活動に活気を与えることに期待している。

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