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ガブリエル外相によると、世界の安全水準は過去数年で急変した。
ガブリエル外相は、核兵器の発展は警戒して受け止めるべきだと指摘。加えて、軍備管理に関する現行の条約を「厳守」することと、「新たな兵器システム」の代わりに「新たな軍縮イニシアチブ」を作り出すことを提案した。
米国防総省は2日、ロシアの核戦力発展に多くの注意を払った米国の新たな核戦略指針を公表した。同省は、他の潜在的脅威として朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)やイラン、中国を挙げ、威力の小さな核弾頭の開発に努力を傾けるとしている。
さらに同戦略指針では、核戦力の近代化と「戦略核の三本柱(潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を装備した潜水艦(SSBN)、陸上配備型大陸間弾道ミサイル(ICBM)、無誘導爆弾および空中発射式巡航ミサイル (ALCM)を運搬する戦略爆撃機)」の発展に米国は資金を投じ続けると述べられている。米国は、全体としては核兵器削減に賛成であるとしつつも、国連で提案された「核兵器禁止条約」については、現在の課題に対応するものではないと痛烈に批判している。
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