日産 中国市場に1兆円投資 EV中心にトップ3のメーカー目指す

日産自動車が中国へ95億ドル(およそ1兆円)の投資計画を発表した。投資先は中国の3大自動車メーカーのひとつ、東風汽車集団。
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世界全体の3割を占める中国外車販売市場は長年、米ゼネラル・モーターズ、独フォルクスワーゲンが400万台を占めている。日産自動車は、合弁企業で電気自動車(EV)の販売を中心に2022年までの向こう5年間で販売台数7割増の260万台に伸ばし、中国におけるトップ3入りを目指す。

中国市場を狙うトヨタ自動車、ホンダと日産自動車の差はあまり開きがない。トヨタは過去6年連続で記録を更新しており、今年の販売目標は140万台。独自開発のEVの中国発売は2020年にターゲットが据えられている。ホンダは昨年、145万台と過去最高の中国販売を記録しており、来年には約150億円を投じて、中国市場6番目の工場を開設し、EVの生産が見込まれている。

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