サッカーW杯ロシア大会 サッカーファンが訪れるべきヴォルゴグラードの名所5選

ヴォルゴグラードは人口100万人の都市で、ヴォルガ川下流にあるヨーロッパ最大の河川港である。ヴォルゴグラードではサッカーW杯ロシア大会のグループリーグ4試合が行われる。6月18日のチュニジア対イギリス戦、6月22日のナイジェリア対アイスランド戦、6月25日のサウジアラビア対エジプト戦、6月28日の日本対ポーランド戦である。スプートニクはファンの皆さんに、ヴォルゴグラードで訪れるべき5つの名所をお伝えする。
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ママエフ・クルガンにある「スターリングラード戦の英雄」記念施設

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ヴォルゴグラード
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ママエフ・クルガンにある「スターリングラード戦の英雄」記念施設
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ママエフ・クルガンにある「スターリングラード戦の英雄」記念施設
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ママエフ・クルガンにある「スターリングラード戦の英雄」記念施設
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ママエフ・クルガンにある「スターリングラード戦の英雄」記念施設

1925年から1961年まで、現在のヴォルゴグラードはスターリングラードと呼ばれていた。そしてこの名称が世界史にも残っている。というのも、200日に及ぶ血戦となったスターリングラード戦こそが第二次世界大戦の流れを大きく変えたからである。スターリングラードを守り抜いた人々を記念して、スターリングラード攻防戦で最も熱い闘いが繰り広げられた場所、ママエフ・クルガンに巨大な「スターリングラード戦の英雄」記念施設が建設された。ママエフ・クルガンには1㎡あたり500~1250個の地雷、爆弾、弾薬の破片が埋まっていた。1943年には、この場所は草さえも生えることができなかったという。

スターリングラード戦のパノラマ博物館

スターリングラード戦のパノラマ博物館

スターリングラード戦のパノラマ博物館は2000㎡の敷地に、人類史上、最も激しい血戦となったスターリングラード戦の主な出来事を展示している。

ゲルガルト製粉所

ゲルガルト製粉所

商人のゲルガルトが19世紀末に建設した製粉所は、スターリングラード戦が始まるそのときまで稼働を続け、スターリングラード戦のひとつのシンボルとなった。ナチス軍は58昼夜、少数のソ連兵で持ちこたえていた製粉所をあらゆる兵器や空爆で攻撃し続けた。しかし結局、ドイツ軍は製粉所を占拠することができなかった。破壊された製粉所は、1943年のスターリングラードの姿を示すものとして、手つかずのまま残されている。

洗礼者ヨハネ寺院

洗礼者ヨハネ寺院

洗礼者ヨハネ寺院は1589年、ツァリツィノ市を設立したヴォルガ・コサックによって建設された。ツァリツィノとは、現在のヴォルゴグラードの旧名である。寺院は戦闘で何度も破壊されたが、そのたびに再建されてきた。現在、この寺院にはヴォルガ・ドン地方のコサック全体にとって最重要な正教の聖遺物が保管されている。

ヴォルガ・ドン運河

ロシアの偉大な二つの川、ヴォルガ川とドン川をつなぐ試みは、16世紀にすでに行われていた。しかし、これが成功したのは1952年になってからのことである。13の水門を持つ100キロメートルの運河の建設は4年半に及んだ。最初の3つの水門はヴォルゴグラード市内にある。第一水門に設置されたレーニン像は、実在した人物の記念像としては最大の像(台座を含め57メートル)としてギネスブックに掲載されている。

サッカーW杯ロシア大会は2018年6月14日から7月15日までロシアの11都市(モスクワ、サンクトペテルブルク、サマーラ、ニジニ・ノブゴロド、カザン、ソチ、ロストフ・ナ・ドヌー、サランスク、ヴォルゴグラード、カリーニングラード、エカテリンブルク)12会場で行われる。

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