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マツェゴラ氏は、「北朝鮮からの労働者を禁止することは、ロシア経済に対して打撃となるだろうが、我々は国連安保理の決定を無条件で実行している。多くの知事は既に、北朝鮮の労働者らを送還し始めた」と述べた。
マツェゴラ氏によると、ロシアでは全体でおよそ3万5千人の北朝鮮人が、主に建設業や農業、漁業分野で働いていた。
また大使は、北朝鮮からの労働者には、平均してロシア国民と同額の賃金が支払われており、そのような労働者に対し一度に支払われる賃金で「家族13人を養うことができる」と指摘。これら労働者は手元に賃金の40~50%を受け取り、残りは北朝鮮当局に支払われていると説明した。
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