中国、5年で6800万人が貧困層から脱出

中国国営の新華社通信は10日、同国国務院扶貧領導小組の情報として、過去5年間で中国の6853万人が貧困層から抜け出したと伝えた。
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昨年の貧困率は3.1%と、2012年の10.2%から大きく下がった。昨年末には、中国国家統計局によると、貧困ライン以下で生活する人は3000万人ほどだった。

2018年、中国政府は1000万人を最貧困層から脱却させ、100の郡で貧困問題を完全に解決することを目的に掲げている。年収が2300元(約4万円)の住人が2%未満の行政単位は「貧困リスト」から外れる。発達から最も遅れている中国西部の諸地区では目標は住民3%に設定されている。

中国政府は中間層構築政策の一環で2020年までに同国の貧困を完全に撲滅することを目標に掲げている。

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