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建築家のアシフ・カーン氏は平昌冬季五輪を記念し、新しいヒュンダイパヴィリオン建築の依頼を受けた。建物は高さ10メートル、長さ35メートルの放物線状の壁を持ち、現時点で世界で最も黒い物質ベンタブラックVBx2が塗られている。
ベンタブラックVBx2は可視光を最大99%強吸収する物質で、「Surrey NanoSystems」社が製造している。
カーン氏は「遠くから見ると建築物は宇宙に続く窓からの景色に見えるでしょう。近づくとこの印象は強まり、入口では、暗闇の雲に飲み込まれたという印象が起きるでしょう」と述べる。
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