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インターナショナル企業Grant Thornton Internationalが2017年に収集した統計データでは、ロシアでジェンダー平等が日常茶飯事になっていることが示されている。ビジネス界の女性リーダーは常に増加を続けており、まもなく男性リーダーの数と並びそうだ。このランキングでは、ロシアに次いで、インドネシア(46%)、エストニア(40%)、ポーランド(40%)、フィリピン(40%)が上位に入った。日本はというと、ビジネス界の女性リーダーの割合はわずか7%で、最下位だった。日本よりは状況の良い国がアルゼンチン(15%)、インド(17%)、ドイツ(18%)、ブラジル(19%)、イギリス(19%)であり、積極的にジェンダー平等に取り組んでいる米国では、ビジネス界の女性リーダーはわずか22%にすぎなかった。
ロシアはビジネス界でリーダーのポストに就く女性の数で世界トップにあるだけでなく、国家権力における女性の数でも古くから安定的に世界首位を守ってきた。ロシア連邦州統計サービスによると、国家権力の72%を女性が占めているという。