日本文化アピールのクールジャパン機構、「幹部がセクハラ」と提訴される

日本文化を海外にアピールする官民ファンド「クールジャパン機構」幹部らからのセクハラ被害を訴え、元派遣社員の20代女性が東京地裁に提訴した。女性は被害を訴えて労働組合を作った後に派遣更新を拒否されたことも指摘し、不当労働行為であると主張する。毎日新聞が報じた。
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女性の代理人弁護士によると、被告は同機構やその幹部などで、計2000万円の損害賠償を求めている。

訴状によると、16年7月、機構幹部がカラオケ店で懇親会を開き、くじ引きを行った。くじには機構関係者とのディナーや幹部との外出などが書かれていた。

女性が同僚と労組を結成してセクハラの再発防止を機構側に求めると、機構から11月以降の出勤停止を言い渡された。これに加えて、それまでに20回ほど更新されていた派遣契約が突如更新打ち切りとなった。

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