原油価格、矛盾する外的要因で多方面の取り引き

世界の原油市場では20日、多方面にわたる要因の影響で動向が統一せずに取り引きされている。
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日本時間14時19分現在、ブレント原油4月先物価格は0.29%値下がりし1バレル65ドル48セント、WTI原油4月先物価格は1.17%値上がりし1バレル62ドル27セントの値をつけている。一方、米国の主要貿易相手国の通貨6つを対象にインターコンチネンタル取引所(ICE)が出しているドルインデックス(ドル指数)は0.28%上昇し89.35となっている。

WTI原油価格を支えているのは、「トランス・カナダ」社の「キーストーン・パイプライン」を通じた供給の低下。一方ドルの上昇は、ドル以外の通貨を保有している投資家らにとっては原油価格を上昇させることになり、原油価格に対しある程度の圧力となっている。それとともに、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国による協調減産の努力が市場に対し前向きな影響を与えている。

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