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同氏は「このようなチャンスを逃し、科学と社会に革命を起こすことのできる技術発展の面で後れを取ってはならない」と述べた。
チェルニシコフ氏によると、そのような技術は教育、観光、商業、医療、スポーツ、軍事分野で上手く適用することが可能。
同氏は、省の目的はバーチャルリアリティー(VR)と拡張現実(AR)分野のサポート、発展、研究だと指摘した。独立した省の創設は、ロシアが同分野で飛躍を遂げ、付加的な収入を得る助けになるという。
また新たな省は、住民のデジタル化にも寄与する。チェルニシコフ氏は、これが経済の発展にプラスの影響を与え、市民の福祉を向上させると考えている。例えば、VR技術を用いて医師が患者を遠隔診察することが可能。
さらにチェルニシコフ氏は、VRを教育分野でも使用できると指摘した。学生がVRに「完全に入り込む」ことで学習対象を覚えることが可能となる。
チェルニシコフ氏の提案は、検討のため政府に送られた。