デジタル版も正式教科書に 学校教育法改正案を閣議決定

政府は23日、タブレット端末などで利用できる「デジタル教科書」を正式な教科書と位置付ける学校教育法改正案を閣議決定した。通常国会での成立を目指しており、小学校で次期学習指導要領が全面実施される2020年度から本格的に学校現場での活用を促す考えだ。
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文部科学省によると、現行法は授業で紙の教科書を使用しなければならないと定めており、デジタル版は副教材の扱いとなっている。音声や動画などを盛り込めるデジタル版は、特に英語や理科での学習効果が見込まれており、同省は法改正で正式な教科書と位置付け、使用の前提となるタブレット端末の普及や校内の無線LANの整備も進める。

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