ロシア・カーリング連盟:メルドニウムは日本あるいは韓国でロシア人選手の体内に入った

ロシア・カーリング連盟のドミトリー・スヴィシェフ会長は、平昌冬季五輪に出場したロシアのアレクサンドル・クルシェルニツキー選手がドーピング検査で陽性反応を示したことについて、露紙RBKに、禁止薬物は日本での合宿中にクルシェルニツキー選手の体内に入ったと語った。
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クルシェルニツキー選手は13日、ペアを組む妻のアナスタシア・ブリズガロワ選手とカーリング混合ダブルスで銅メダルを獲得した。だがその後、ドーピング検査でクルシェルニツキー選手の検体から禁止薬物メルドニウムが検出されたことがわかり、ドーピング陽性の事実を認め、メダルを返還した。

平昌五輪で初めてのドーピングは日本選手
スヴィシェフ会長によると、クルシェルニツキー選手は1月22日の検査では陰性で、1月23日から2月4日までは米国と日本の代表チームのメンバーも滞在していた日本の合宿地にいた。その後、すぐに平昌五輪に到着。2月12日の検査で陽性反応を示したという。スヴィシェフ氏は、「範囲は狭まっている。日本あるいは韓国だ」と述べた。

スヴィシェフ会長は、近いうちに調査を開始するロシア捜査委員会にカーリング連盟が書簡を送ったことを明らかにした。
またスヴィシェフ氏は、メルドニウムを開発したイヴァル・カルヴィニシ氏の発言を引用し、メルドニウムのこのような血中濃度が示されるには「丸薬や溶液を丸ごとすべて飲まなくても、文字通り水のボトル1本あたり1つの結晶(物質)で十分だ」と語った。

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