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エジプトで手つかずの大型ネクロポリが発見 知恵の神縁の墓所【写真】

エジプトで今までに一度も開けられたことのない、古代のネクロポリス(埋葬場所)が見つかった。ネクロポリス内には少なくとも8つの棺と40個のサルコファガス(石棺)があることが確認されている。科学ニュース専門のサイト「サイエンス・アラート」が報じた。
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発見されたネクロポリスはカイロの南のミニヤー県にあり、内部からは聖具や宝石が見つかった。

​ある墓には知恵を司るトート神に仕える神官が葬られていた。トートはエジプトでは知恵の神、書記の守護者として尊ばれた。

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研究者の話では、ネクロポリスの見つかったミニヤー県は古代エジプトではトート神とゆかりの深い場所だった。ミニヤー県ではかつて鳥のトキが大量に葬られている場所が見つかっている。古代エジプトではトキは聖なる鳥とされ、文字の神と関連する存在とされてきた。

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