日本、空母の保持は計画していないが装備の拡張は研究 安倍首相

日本政府は、自国のヘリコプター搭載護衛艦を空母に改修することも、空母用の戦闘機を導入することも検討していないが、装備拡張の研究は必要だと考えている。28日、安倍首相が衆議院財務金融委員会で明らかにした。
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先に日本政府が海上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」を空母に改修することを検討していると繰り返し報道された。

安倍首相は「これまで政府として、護衛艦『いずも』の空母化に向けた具体的な検討を行ってきたとの事実はない。また、長距離戦略爆撃機や攻撃型空母を保持することは許されないと考えており、今後ともこの見解に変更はない」と述べた。NHKが報じた。

一方、安倍首相は「現在保有している装備の今後の拡張性に関する客観的なデータを把握したり、現在保有していない装備の運用可能性を調査するなど、基礎的な調査・研究を行うことは当然だ」と述べた。

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