米国の北朝鮮担当特別代表の辞任は、楽観的な気分にさせるものではない ラブロフ外相

ロシアのラブロフ外相は28日、米国のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表の辞任について、北朝鮮問題の解決にポジティブに影響することはないだろうとの考えを示した。
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ラブロフ外相はジュネーブで記者団に「この辞任が家庭問題だけによるものだと誰もが信じているわけではない。後任が誰なのかもまだわからない。これは楽観的な気分にさせるものではないが、我々は状況正常化の方法、所謂6か国協議の全参加国と交渉するための条件をつくりだす方法を協議し続ける」と述べた。

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またラブロフ外相は「オリンピックとパラリンピック中に著しく活性化した接触で北朝鮮と韓国がロシアの援助が必要不可欠であると判断するのであれば、私は隣国にとって有益なあらゆる援助を我々が提供することを保証する」と語った。

なおラブロフ外相は、このような援助を行うことにおいては「韓国と北朝鮮の言葉が決め手となる」と指摘した。

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