米の鉄鋼・アルミ関税 ドイツ外相、EUへ毅然とした対応呼びかける

米国が鉄鋼やアルミニウムに関税を課す方針を発表したことを受け、ドイツのガブリエル外相はEUに、毅然とした対応を取るよう呼びかけた。
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トランプ大統領は1日、鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課す方針を表明した。

ガブリエル氏はトランプ氏の声明に懸念を表明。ガブリエル氏によると、ドイツ含む欧州の鉄鋼とアルミ生産企業はダンピング(不当廉売)も不公平な競争も行っていない。米国のこうした世界的打撃は、輸出水準と雇用に影響するとの見方をガブリエル氏は示した。

ドイツ外務省のプレスリリースには「EUは、欧州の数千人の雇用を危機にさらす米国の関税に毅然とした対応を取る必要がある。米欧間のこの危険な貿易政治論争には欧州や米国の利益にならない」と書かれている。

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