チョムスキー「現在の米軍事戦略は世界を破滅に導く」

米哲学者で論客、マサチューセッツ工科大学(MIT)の言語学教授であるノーム・チョムスキー氏はRTスペイン語の番組で、米国の軍事戦略に関する見解を示した。
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チョムスキー氏は「トランプ政権で米国はより弱くなり、効果的でなくなり、より非統合的になり、以前持っていた国際社会における権威と重みは現在、失われつつある。また、戦略は世界殲滅に向かう針路で動いている。トランプ政権の政策の最も重要な部分は、地球上の存在の真の危機、まさに気候変動への方針だ」と述べた。

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チョムスキー氏によると、トランプ政権下の米国は全世界から離れた。

チョムスキー氏は「全ての他国にはせめて何らかの形でこの接近しつつあり、実際に差し迫っている危機に関する問題解決への義務を負っている。そしてトランプ政権下の米国のみがそうした努力を拒否し、その代わり、自国内での炭化水素燃料採掘に優先順位を置き、この危機を深刻にするだけの方針を暴力的に遂行している」と強調する。

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