パーベル・グルジニン氏 「社会主義の顔をした資本主義へ」

パーベル・グルジニン(57)―無党派の成功したビジネスマン。そのため、共産党の公認大統領候補になったことはサプライズだった。民間農業企業レーニン記念ソフホーズの社長であるグルジニン氏は、企業経営の経験を巨大な全国をもたらせると確信している。ここで基盤とするのは第一に社会主義的理念を予定している。ロシア大統領への出馬表明後も、グルジニン氏は社長職を放棄していない。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

グルジニン氏は長年の政治的戦いの経験を持つ。この道に立ったのは10年前で、1997年に初めてモスクワ州議会の議員に選出された。

グルジニン氏

州議会で議員として3期務めた後、2017年、ロシア共産党大会の決定により、突如大統領候補に擁立された。無党派ソフホーズの社長であるグルジニン氏は入党を発表していないが、共産党が刷新されていることを人びとにわかってもらいたいと述べた。年金受給者や子どもをはじめとする普通の人々の生活が良くなるよう、勝利を目指す。

グルジニン氏

公約「パーベル・グルジニンの20歩」の大半は経済政策。選出された場合、グルジニン氏は世界貿易機関(WTO)の脱退と電気や鉄道、通信システム、大手金融機関といった戦略的重要産業分野の国有化を約束する。外交政策についてグルジニン氏は、ロシアには、ソ連のように他国が「私たちのところに来たく」なるようすべての人を「1つにする」理念が必要だと述べる。

グルジニン氏

記録的!立候補者が67人。誰が大統領に立候補したのか?
グルジニン氏はまた、一度ならず死刑の復活を主張している。

関連記事

ウラジーミル・プーチン氏 略歴

ウラジーミル・ジリノフスキー ロシア語に賛成、「移民による支配」に反対

グリゴーリー・ヤヴリンスキー:スターリン主義と90年代の負の遺産に異議

クセニア・サプチャク:「全員に反対」の候補者

マクシム・スライキン氏「前進、明るいソ連の過去へ」

コメント