米国で死刑中断 静脈発見できず

米国で薬物注入執行担当者が死刑囚の静脈を見つけられず、死刑執行後も死刑囚は生き残った。英紙メトロが報じた。
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ドイル・リー・ハム死刑囚は1987年、殺人の罪で起訴された。死刑は先週行われる予定だった。

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2時間におよび薬物注入に適した静脈を探してハム死刑囚の身体が叩かれ、つねられたが、静脈は見つからず、痛みを与えただけだった。

死刑囚の弁護人は、そもそもハム死刑囚に注射をしてはいけなかったと主張。長年にわたる薬物乱用、がんや肝炎治療の結果、静脈が強く損傷しているという。

失敗した死刑について捜査が行われている。ハム死刑囚はまだ生きている。

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