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この噂を最初に流したのはロシアのファッション関係のニュースポータル「SNC」。SNCがつけた火はたちどころにロシアのマスコミを飲み込んだ。 SNCが消息筋からの情報として報じたところによれば、メドベージェワ選手はロシア国外で出演することも考え始めたという。
SNCはこうした原因をメドベージェワ選手とトゥトゥベリッゼ監督の間に軋轢が生じたためと書いている。
ただし、メドベージェワ本人からは声明は表されていない。ソヴィエツキー・スポルト紙の報道では、トゥトゥベリッゼ監督はこの噂を否定している。
メドベージェワ選手はトゥトゥベリッゼ監督の元で10年間トレーニングを積み、大きく成長してきた。2016年の10月のスプートニクの取材にメドベージェワ選手は、監督とは自分の人生の半分以上を一緒に歩んできており、家族よりも長い時間を過ごし、第2の家族と自信をもって言える関係を築いてきたと語っていた。
トゥトゥベリッゼ監督も1日にスプートニクで行われた記者会見で、メドベージェワ選手は「今もなお無敵の存在でありつづけている」と断言した。トゥトゥベリッゼ監督は普段から余計な発言を行わないことで知られている。横に平昌五輪の金メダリスト、ザギトワを配した上で漏れた監督のこの発言は、メドベージェワ選手への思いと評価を的確に表すものとして注目を浴びていた。
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