米上院議員、対露制裁解除の条件を指摘

仮にロシアが一連の分野で米国の利益に反する「活動」を中止すれば、対ロシア制裁は解除される公算が大きいと、米アラスカ州選出のダン・サリバン上院議員(共和党)が「スプートニク」に述べた。米ヒューストンで毎年開かれるエネルギー会合「CERAWeek」の場で語った。
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サリバン議員は、「ロシア制裁に関して言えば、これは完全にロシア政府次第だ。もしロシア政府が一部の分野での活動を--合衆国における民主主義破壊の試みであろうと、ウクライナのような他国の問題への干渉であろうと--中止すれば、制裁は解除される公算が大きい。もしそうでなければ、制裁は効力を持ち続けることになる」と述べた。

対ロシア制裁が米エネルギー経済の発展に役立つか、との確認の質問に、サリバン議員は答えようとせず、米国は「より多くのエネルギー源を供給する」必要があり、「その理由はこれが、米国の利益に反する行動を始めつつあるロシアの活動を弱めることに役立つからだ」と指摘するにとどめた。

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