自身を「振った」女性へのアインシュタインの手紙が落札【写真】

エルサレムのオークションに物理学者アルベルト・アインシュタインの手紙が6100ドル(約64万円)で売却された。手紙は女性に送られたが、女性はアインシュタインとの面会を辞退した。AP通信が報じた。
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1921年10月、アインシュタインは妹に会いにイタリアのフィレンツェを訪れた。妹の家には化学を専攻する当時22歳の女子大学生エリザベッタ・ピッチーニさんが住んでいた。

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当時44歳のアインシュタインは面会を求めたが、ピッチーニさんはあまりに内気で辞退した。

フィレンツェを離れる際、アインシュタインはピッチーニさんにドイツ語で書かれた次の手紙を残した。

「科学の研究者様、あなたの足元で私は2日間寝たり座ったりしました。友好的な記念品として。」

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