日本の野党、内閣総辞職を要求

佐川宣寿国税庁長官の辞任につながった、文書改ざんの疑いもある森友学園問題を受けて、野党は内閣総辞職を要求している。
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共産党の小池晃書記局長は10日、改ざんについて「事実ならば安倍内閣は総辞職しなければならない」と強調した。

森友問題はすでに2年続いている。9日、前財務省理財局長の佐川氏が辞任。佐川氏は理事局長時代、森友学園側との事前の価格交渉を行わなかったと主張していた。後に野党は、こうした交渉が存在したと指摘。国有地取引の決裁文書が改ざんされていたとの疑いも出た。

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佐川氏の辞任は安倍首相とその戦友、麻生太郎財務相の打撃になるかもしれない。彼らこそが長い間、野党の猛攻から佐川氏をかばい、野党の反対にも関わらず国税庁長官に任命したためだ。

麻生氏は辞任を受けて緊急記者会見を開き、自身の進退は考えていないと強調。また、財務省の調査報告が週明けにも行われると述べた。

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