仏元首相、ロシアに対する非難でメイ首相を批判

フランス元首相のジャン=ピエール・ラファラン氏は、テレビ局LCIの番組で、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の元将校セルゲイ・スクリパリ氏が英国で毒を盛られた事件で英国のメイ首相が調査終了前にロシアが事件に関与していると非難したことについて、メイ首相は「極端に走りすぎた」と述べた。
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ラファラン氏は「私は、演説でテリーザ・メイ氏は非難を可能とする正確な要素を待たずに反応し、極端に走りすぎたと考えている」と指摘した。

ラファラン氏は、当事者らは状況をエスカレーションさせないよう自制する必要があると述べた。同氏は、ロシアでは英国当局によるこのような非難は「ロシアに対する西側世界の弾圧や侵略のファクター」とみなされると説明した。

12日、メイ首相は英情報機関のために働いていたスクリパリ氏とその娘に毒が盛られた事件について、「高い確率で」ロシアが関与していると述べた。

メイ首相の発表について、ロシア外務省では既にコメントを発表。同省報道官は、メイ首相の報告は「サーカスのショー」であるとしている

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