スロバキア首相、辞意を表明 記者殺害事件で抗議拡大

スロバキアのフィツォ首相(53)は14日、辞任する意向を表明した。AFP通信などが伝えた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

政治家の汚職を取材していた記者の殺害事件があり、政権批判が強まっている。

フィツォ氏は「もし大統領が受け入れるのなら、明日やめる用意がある」と述べる一方、辞任の条件として自身が所属する社会民主党からの後継者選出と前倒し総選挙の回避を挙げている。

殺害されたのは、ヤン・クツィアク記者(27)と婚約者。クツィアク氏はスロバキアの政治家とイタリアのマフィアのつながりについて調査報道を進めていた。クツィアク氏の記事の内容が事件後明らかになり、全国で数万人規模の抗議が発生している。

コメント