露駐日大使「イージス・アショアが巡航ミサイル装備ならINF条約違反」

米国の弾道ミサイル防衛システム「イージス・アショア」は巡航ミサイルを装備可能であり、このことは中距離核戦力(INF)全廃条約に対する違反となると、ロシアのガルージン新駐日大使が「スプートニク」とのインタビューで語った。
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ガルージン大使は、「(韓国と日本の領土における米国の全地球的ミサイル防衛要素の配備について)懸念する理由はある。なぜなら、弾道ミサイル防衛システム『イージス・アショア』には、迎撃ミサイルだけでなく、巡航ミサイルも装備する余地があるからだ。これは既に攻撃用兵器であり、ロシアと米国の間の中射程、及び短射程ミサイルに関する条約に対する違反となるだろう」と述べた。

昨年12月19日に日本政府は、米国の地上配備型弾道ミサイル防衛システム「イージス・アショア」を秋田県と山口県に2基配備する決定を承認した。その有効半径は国の領土全体をカバーできると理解されている。

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