米教官がシリアの戦闘員を訓練 ロシア参謀本部

シリアのエト・タンフで米国の教官が化学兵器使用による挑発のため数グループの戦闘員を訓練した。ロシア軍のセルゲイ・ルツコイ参謀本部作戦総局長が17日、記者団に発表した。
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ルツコイ氏は「エト・タンフ市の地域で米国の教官により化学兵器を使用した挑発実行のため数グループの戦闘員が訓練されたことが、私たちに確実に明らかとなっている」と述べた。

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ルツコイ氏は、非政府組織(NGO)の人道物資を送る車列に扮した毒物はすでにシリア南部に届いていると指摘した。

ルツコイ氏は「彼らによって毒物が詰められた爆発物を用いた一連の挑発が準備されている」と明らかにした。

ワシントン・ポストは今月初頭、トランプ政権がシリアでの新たな軍事行動を検討していると報じた。

米国によると、シリア政府は民間人に対して化学兵器を使い続けており、2018年には少なくとも7回使用された。

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