メディア「米衛星は露中の前に脆弱と判明」

米国のGPS(全地球測位システム)が、ロシアと中国のレーザーとミサイル兵器に対し脆弱であると、米空軍の代表らが議会に報告した。「Washington Free Beacon」が伝えている。
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ヘザー・ウィルソン空軍長官は、どのような種類の兵器でも破壊不可能な試験用GPS衛星を自身のチームが開発していると指摘。長官によると、攻撃のリスクが、30の古いGPS衛星を新しいものに取り替える作業を軍人らが加速させている理由の一つである。

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ウィルソン長官は、「我々はGPSを世界に、毎日およそ10億人に提供している。これは驚くべき可能性であり、我々は長期的展望でこの可能性を守る努力をしていく」と述べた。

先に3月、トランプ米大統領は、間もなく米政府にとって、本格的な軍種としての宇宙軍の創設が必要になるかもしれないと述べ、「私の新たな国家宇宙戦略においては、宇宙は陸・空・海と同じように軍事行動の領域と認められている」と指摘した。

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