サルコジ仏元大統領、リビアから選挙資金調達容疑で訴追

フランスのサルコジ元大統領が21日、2007年の大統領選挙資金がリビアの故カダフィ大佐から取得した容疑で訴追された。AFP通信などが伝えた。
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AFP通信が伝えたところによると、サルコジ氏が最大5000万ユーロ(約65億円)を調達した容疑がある。

サルコジ氏は20日にパリ近郊で拘禁され、2日間の事情聴取を受けた後に釈放されたが、リビアからの公金の隠匿の容疑で訴追された。

サルコジ氏は容疑を否定している。

2011年3月には、リビアの元指導者であるカダフィ氏の息子が、自身の父親がサルコジ氏の選挙キャンペーンのスポンサーになり、このキャンペーンに5千万ユーロ以上を拠出していたと述べた。また、メディアパールは2012年3月、カダフィ氏のサルコジ氏との関係に関する文書を掲載。当時大統領だったサルコジ氏は、この文書を偽造であるとした。

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