ロシア版ワインスタイン 露メディア、議員のセクハラを受け議会にボイコットを開始

倫理委員会がスルツキー下院外交委員長の行動に違反は無かったと結論付けたことを受け、ロシアの複数メディアが国会との活動停止を発表した。露下院の仕事の停止を発表したのは、次のようなロシアで名のしれたメディア。テレビ局「ドーシチ(Dozhd)」、ラジオ局「モスクワのこだま(エホー・モスクヴィ)」コメルサント紙、RBC、ヴェードモスチ紙その他多くである。
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BBCロシア語のファリーダ・ルスタモワ特派員、RTViテレビのエカテリーナ・コトリカゼ副編集長、ドーシチのプロデューサー、ダリヤ・ジュク氏といった女性ジャーナリスト3人がスルツキー氏をセクハラで非難。しかし倫理委員会は「行為の違反」が無かったと結論付けた。BBCロシア語によると、編集部はジャーナリストらの主張を裏付ける音声ファイルがある。ファイルはサイトに公開された。

モスクワのこだまのアレクセイ・ベネディクトフ編集長は、下院がジャーナリストの活動にとって「安全ではない場所」になったとして、倫理委員会の決定に遺憾の意を示した。

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