麻薬王の兄、「ダイエット・ビットコイン」を発行

コロンビアの有名な麻薬王で政治家のパブロ・エスコバルの兄にあたるロベルト・エスコバルは「ダイエット・ビットコイン(DDX)」を発行した。ロベルトの投資企業「Escobar Inc」は仮想通貨発行を認めた。
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ロベルトによると、ビットコインキャッシュやビットコインゴールドのように分裂後に従来の仮想通貨との互換性を無くすハードフォークを実施したDDXはより速く、最も長生きする仮想通貨である。彼は、オリジナルのビットコインには多くの不備があり、DDXにはそれがないと主張する。サイト「TNW」が報じた。

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DDXは強気だ。Escobar Incのダリエル・ライトバーグCEOは「私たちの数値はビットコインと同じであるため、価格は非常に高くなる。ただし、今は4000倍安いという事実を除いて」と発表した。

サイトのデータによると、3段階に分けて100万DDXが発行される。30万トークンは各50ドル(約5000円)で販売され、さらに30万ドルが100ドル、残りの40万ドルは1000ドルずつで販売される。なお、現在の価格は2ドル。

立ち上げと並行して、同社は『Pablo Escobar's Diet Bitcoin』という本まで出版。作者は、ビットコインがサトシ・ナカモト氏ではなく米中央情報局(CIA)により作られたと主張する。

ロベルト氏は、DDX以外のデジタル通貨の大半が詐欺師によって発行され、ある日「ゼロに落ち込む」と強調しつつ、DDXはそうした事態に陥らず、ビットコインや他の全てのデジタル通貨の許容できる唯一の代替通貨であると主張した。

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