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世耕氏はウラジオストクで記者団に対し、ロシアの鉄道料金については、費用は高いままで、貿易港のコンテナバースは地理的にも物理的にも拡大は難しく、更なる作業の効率が必要だと指摘。その上で、日本のノウハウ適用の可能性があるとして、例として、鉄道技術とノウハウを港湾管理に適用することを挙げた。
世耕氏は、3回目のウラジオストク訪問にして初めて町とインフラ、港湾、鉄道駅の見学ができたと述べた。
世耕氏は、鉄道駅や港湾経済を目にして、農産品や工業製品などの地元の製品をアジアに輸出する可能性があることがわかったと述べた。
その上で、ウラジオストクでいかに日本企業が働いているかを見ることが出来たと述べた。そしてウラジオストックと極東の日本との協力の更なる進展は可能だと確信を示し、この方面で活発に作業していくと大きな意欲を示した。世耕氏はさらに、地域の発展が日本企業の大きなチャンスになるとも指摘した。