ペルーのフジモリ元大統領、再び入院

ペルーのフジモリ元大統領が28日、強い脱水症状に関連して病院に緊急搬送された。フジモリ元大統領を治療しているアレハンドロ・アギナダ医師がツイッターで明らかにした。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

汚職や他の犯罪で25年間の投獄を宣告されていたフジモリ元大統領は、昨年12月にクチンスキ大統領による恩赦を受けた。不治の進行性の病気を理由とした人道的根拠による。

フジモリ氏は1990年から2000年にかけてペルー大統領を務めた。この期間中、フジモリ氏は、長年にわたって国を恐怖に陥れていた左翼・毛沢東主義集団「センデロ・ルミノソ(輝ける道)」を事実上完全に壊滅させることに成功した。

しかし、裁判所の結論によると、フジモリ元大統領は自身による統治期間の間に少なくとも2億ドルを横領。また、政治家やジャーナリストに対する不正裁判による殺害、賄賂、買収についての命令の罪がフジモリ元大統領に対し認められている。

コメント