万能がんワクチンの臨床試験を開始へ 米

米スタンフォード大学の生物学者が今年初めに発表した万能がんワクチンがまもなく、志願者への臨床試験を開始する。SF Gate紙が報じた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

近年、がんやアレルギー、糖尿病、他の現在は治療できない疾病の治療に免疫療法がどんどん使われるようになっている。仕組みは非常に単純で、研究者は様々な抗体や他の「餌」を用いて免疫細胞を活性化させ、がん細胞を攻撃させるというもの。

研究者ら、がん発生の主な理由とがんから自分を守る方法を語る
スタンフォード大学ではすでに数年、免疫細胞にがん細胞を攻撃させるだけではなく、通常の細胞と悪性腫瘍を見分けさせる新たな種類の免疫療法の開発が進められている。

比較的最近、実験に使ったラット97%の腫瘍数種類を除去したがんワクチン2つの開発に成功した。

研究チームは今週、初めての臨床試験に参加する被験者の募集をまもなく開始すると発表した。

関連ニュース

肝臓のがん細胞と戦うタンパク質が見つかる

男性のがんリスク、ストレスで2割増か

コメント