イタリアの畑アートに自由の闘士、マーチン・ルーサー・キングが登場【写真】

イタリアのアーティスト、ダリオ・ガンバリン氏による、絵の具とキャンバスの代わりにトラクターと畑を用いる最新作は、米国の人権の闘士マーチン・ルーサー・キングの肖像画となった。ガンバリン氏がスプートニクに語った。
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彼の最も有名な言葉「私には夢がある」を変形させたフレーズとキングの顔が伊ベローナ近郊の畑に2万1000平方メートルの大きさで登場。ガンバリン氏は1968年3月4日に殺害されたキングの没後50周年に合わせて作成した。

マーチン・ルーサー・キングのアート

ランド・アートの名人ガンバリン氏は製作時にトラクターと鋤以外の何も使っておらず、将来の絵の境界を示すためいくつかの旗を配置するのみだ。

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ガンバリン氏は「肖像画には7時間かかりました。あらゆる人種にとって平等な地球という考えのため命を賭した世界の人間を思い起こさせたかった。私はわざと彼のフレーズの動詞の時間を変え『私には夢があった』としました。人権のための戦いにおいてすでに多くのことが成し遂げられたが、まだまだ長い道程が続いており、彼の夢は部分的にしか現実のものとなっていないことを示すためです」と語った。

ガンバリン氏によると、肖像画を描いたのは昨年秋に収穫した大豆畑。肖像画はさらに1週間残る。その後には再び大豆ととうもろこしの種がまかれる。

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