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NASA研究者、雪の結晶が溶けるコンピューターモデル開発

米航空宇宙局(NASA)の気候学者らが、単一の雪の結晶がどのように溶けるかについての正確な数学的モデルを初めて開発し、このプロセスをコンピューターモデルの中で再現したと、「JGR: Atmospheres」誌に掲載された論文で述べられている。
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研究者らの話によると、例えば天気予報に携わっている技術者や専門家にとって、雪の結晶はたくさんの問題を作り出すという。問題は、密度において様々な種類の降水が、電波や地球の気候、その他の対象の振る舞いにそれぞれ異なった影響を与えることにある。

例えば、水と氷はそれぞれ異なる形で電波と相互に作用し、そのため湿った雪と乾いた雪は、レーダーで異なる種類の電波障害を起こす。

そのほか、雪の結晶の融解についてのこのような視覚に訴えるモデルの存在とその研究は、悪天候時の通信の品質改善に役立つ。

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