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最近の研究結果は、宇宙滞在中に人体が放射線にさらされることで起きる中枢神経系の障害は、月への有人宇宙飛行計画を潰す可能性がある。
飛行による被ばく線量は国際宇宙ステーション(ISS)滞在時より高くなると見られる。しかし、正確な情報はまだない。
オルロフ氏によると、こうした被ばく線量の身体への影響は研究され始めたばかりだ。現在はまだ、宇宙飛行士が受けた害を薬によって補正することを慎重に議論している状況だ。
近い将来にこの問題はサイボーグ化によって解決されるかもしれないとオルロフ氏は述べる。つまり、人体に機械ないし電子保護部品を埋め込むのだという。
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