米国で冷戦の「最初のスパイ」が死去 102歳

米国で戦略諜報局(OSS)の元職員アーヴィング・アイザックソン氏が死去した。102歳だった。アイザックソン氏は、冷戦時代にドイツ民主共和国(東ドイツ)でソ連軍とソ連市民へのスパイ行為を行っていた。アイザックソン氏の家族がポートランド・プレス・ヘラルド紙に語ったところによると、アイザックソン氏は3月28日に米オーバーンのホスピスで亡くなった。
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アイザックソン氏は、ハーバード・ロー・スクールを卒業し、第二次世界大戦時に英国に派遣され、そこでOSSのために働くようになった。アイザックソン氏の息子は父親について、「彼は仕事が好きだった。冒険、ルールの欠如、思いついたことをする自由は、魅力的だった」と語った。

終戦後、アイザックソン氏はドイツ民主共和国に移住し、そこでソ連市民やソ連軍の監視を開始した。同氏はのちに2001年に出版された書籍『Memoirs of an Amateur Spy: The Story of the First OSS Spy in the Cold War with the Russians』で、自身の仕事について語った。

先に、南アフリカ共和国の故マンデラ元大統領の前妻、ウィニーさんが81歳で死去した。

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