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この効果は天文学者らの説明によれば、どんな物体でも多く集積すると一般の光学レンズと同様に光線を屈折させることができる。
こうした光の屈折によって天文学者ら幾度か、地球からは観測できないくらい非常に距離の離れたところにある天体の発見に成功している。最初に見つかった銀河もこうした方法で観測が叶った。
ハッブルが今回とらえた星はMACS J1149 LS1で「イスカル」という通称を得た。「イスカル」は地球から90億光年も離れており、宇宙の一番端にある。イスカルが放った光は幾度も屈折することでハッブルの特に感度の高いレンズにとらえられた。
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