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张向晨代表の話では、「米国の行動はWTOの基礎を深刻に揺るがし、多国間貿易システムを先例のない脅威にさらした」。
また、米国の決定に対して同等の対抗措置を中国は講じる、とも付け加えた。
张向晨代表は、「これは非常事態に対する反応のために不可欠な措置であり、貿易保護主義の広がりを抑えるために正当化される行動だ」と締めくくっている。
3月末、トランプ米大統領は、中国で製造される製品に対する制限導入を可能にする「中国による経済的侵略との戦いについて」と題する覚書に署名。大統領令に従い、3月23日から鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の輸入関税が有効になっている。
これに対抗して、中国は1日から、自国の利益保護と損害補償のため、128品目の米国商品に関税を導入した。